MPX-K ガスブロ(APFG製)の内部構造と実射テスト|コンパクトSMGが販売開始

MPX-K ガスブロ(APFG製)の内部構造と実射テスト|コンパクトSMGが販売開始
MPX-K ガスブロ(APFG製)の内部構造と実射テスト|コンパクトSMGが販売開始
 

SIG SAUER(シグ・ザウエル)最新サブマシンガン MPX K ガスブローバックが発売

MPX-Kは、SIG SAUERのコンパクトなサブマシンガンです。このうちAPFG製のガスブローバックは、2022年9月に販売が始まりました。

MPX-Kガスブロの要点まとめ

  • 実銃のSIG MPXは、2013年に発表された9mmのサブマシンガンです
  • MPX-Kは、短い銃身を持つコンパクトモデルです
  • エアガンのMPX-Kは、セミ・フルオートを切り替えられるガスブローバックです
  • ロアレシーバーは、各種操作部のアンビ対応を再現しています
  • ハンマーやトリガーなど、負荷の掛かる内部パーツはスチール製です
  • ストックは付属しません。好みのストックを別途選びます

まず、実銃の背景を確認します。次に、内部構造と実射テストを見ていきます。

APFG製MPX-Kが発売されるまで

2022年8月に急遽発売が告知され、エアソフトファン・ SIG ファンにとって今年一番の話題となったであろう MPX K ガスブローバックが遂に発売となりました!

ORGAでの販売開始は、2022年9月22日です。製造はVFCです。ただし、SIGとのライセンス契約はないため、刻印は省かれています。

ORGA Airsoftが先日公表を行った、こちらも待望のモデルアップとなる MCX MWS ガスブロ と共に、一挙に SIG SAUER の最新アサルトライフルとSMGの両方がエアソフトとして登場することもあり、プロフェッショナル御用達の実銃ブランドである SIG 製品のモデルアップは、今後益々注目を集めることは間違いありません。

SIG MPX

上の写真は、発売時に紹介したAPFG MPX-Kです。特に、ARプラットフォーム譲りの外観と、短いハンドガードが目を引きます。

 

SIG MPX とは?

SIG MPX は、2013年ShotShowで次世代PCC(Pistol Caliber Carbine : ピストルキャリバーカービン )として発表されました。ARプラットフォームに近い構造と操作感を採用し、最小限の工具と工程でバレルやハンドガード等の交換を行うことができる設計で、9mm、357SIG、40S&Wなどの各種弾薬に対応します(現在は9mmのみラインナップ)。

SMG(Sub Machine Gun)としては世界で最も成功を収めたであろう H&K MP5 の後継を狙う機種は、SIG SAUER のみならず各社から登場しています。しかしながら、特殊部隊や法執行機関・要人警護において、SIG 製品の他の追従を許さない信頼性は実証済みであり、現在においてはソーシャルメディア等でも MPX の採用を確認することができます。

実銃のMPXは、2013年に設計され、2015年に一般向けの販売が始まりました。作動方式は、ショートストロークのガスピストンです。そのため、AR系に似た外観でも、中身は独自の構造です。

MPX-Kの銃身長は、4.5インチ(114mm)です。一方、標準モデルは8インチ(203mm)とされます。そのため、MPX-Kは取り回しに優れます。

実銃MPX-KとAPFG MPX-Kの比較

まず、実銃とエアガンの違いを、表に整理しました。

項目 実銃 SIG MPX-K APFG MPX-K ガスブロ
発表・発売 2013年に設計、2015年に一般向けの発売 2022年9月22日にORGAが販売を開始
作動方式 ショートストロークのガスピストン ガスブローバック(セミ/フルオート)
銃身・サイズ 銃身長4.5インチ(114mm) 全長345mm(ストック別売、本記事の記載)
口径・装弾数 主に9×19mm ガスマガジン30発
備考 ARに近い操作感を採用 VFC製。SIGのライセンスは無く、刻印は省略

なお、数値は本記事の掲載時点の記載です。最新の仕様は、商品ページで確認してください。

 

APFG MPX-K 内部構造

SIG MPX

APFG MPX-K のロアレシーバーは、セレクター・マガジンキャッチ・ボルトストップの全てでアンビ対応を再現し、射撃時において利き手を選ばないスムーズな操作感を実現しています。

ORGAの内部解説では、ロアのハンマーとトリガーはVFC M4 Ver3と互換とされます。そのため、カスタムパーツ選びの幅が広がります。

ガスブロ作動時に負荷のかかる内部パーツの中でも、ハンマー・トリガー・フルオートシア・ボルトキャッチ・ファイヤリングピンは強固なスチールパーツを採用しており、経年劣化を気にすることなく使用することができます。

SIG MPX

テイクダウンとハンドガードの着脱

MPX-KはARプラットフォームを採用していることから、M4/AR同様にテイクダウン・ピボットピンを抜くことで簡単にテイクダウンすることができます。テイクダウンを行うとピボットピンによって固定されているハンドガードを前方にスライドできるようになり、簡単に着脱ができます。

M4と同じ要領で分解できるため、メンテナンスも難しくありません。ただし、ハンドガードを外すときは、小さなパーツを落とさないよう注意してください。

SIG MPX

2ピース構造のバレルとHOPパッキン

バレルは、チャンバーと一体成形となっているHOPチャンバー部と、アウターバレルが別体となる2ピース構造となっています。チャンバーはアッパーレシーバーの横2箇所のネジを抜くことで前方へ引き出すことができます。

HOPパッキンにはMapleLeafの硬度70が標準採用されています。HOP-UPの調整はテイクダウンの必要がなく、ハンドガード前方から付属する5mmのレンチで調整することができます。

HOPパッキンの硬度は、弾道を左右する要素です。そのため、標準で硬度70が採用されているのは心強い点です。なお、ORGAの内部解説では、セカンドロットから一部のスプリングが省略されています。

SIG MPX

MPX独自のボルトキャリア(BCG)

アッパーレシーバーで最も感動を覚えるのはBCG(ボルトキャリアグループ)です。

9mmというショートストロークと、ARプラットフォームでありながらもM4の特徴であるバッファーチューブを持たないMPX独自の構造という制限の中、ボルトキャリア上部に取り付けられるバッファースプリング2本によってブローバックのストロークを行なっています。

ボルトキャリアの形状も実銃のMPXの形状を非常に細かく再現しており、実銃のようなディテールとガスブロとしての作動性能の両立を、極めて高い次元で実現したものとなっています。

ボルトキャリアそのものはダイキャスト成形となっていますが、負荷のかかる箇所はスチールパーツによって補強され、メーカーのこだわりを強く感じます。

ORGAの解説では、ボルトキャリアはリコイルガイド込みで255gです。また、MPXのキャリアは短く、後端でシアーを切れません。そのため、ハンマーコネクティングレバーを介して、フルオートシアーを動かします。

チャージングハンドルと初速調整

MPX のチャージングハンドルは実銃と同じく、M4のチャージングハンドルを少し薄くした専用設計となっています。

ロッキングボルトの形状を再現したローディングノズルには初速調整が可能な負圧バルブを搭載しています。初速の調整はノズル側から1.5mmレンチ(別売)を差し込んで行うことができます。

調整のあとは、初速計で規制値以下かを確認しましょう。例えば、気温やガスの種類でも、初速は変わります。

 

MPX-K 実射テスト

MPX K ガスブローバックはAPFGという新規メーカー製となりますが、大手メーカーのOEM生産とされており動作や弾道性能は期待以上のものとなりました。

9月の室温20度の環境下において、HFC134a/152ガスを使用しセミ・フルオートを交えながら連続した試射を行ったところ、マガジンが冷えてきた状態においても鋭いブローバックを楽しむことができ、残弾ゼロでしっかりとボルトストップがかかりました。初速については負圧バルブの調整を行いながらテストしたところ、0.25g BB弾で概ね60~70m台をキープしました。

洗練されたルックスと高い実射性能と MPX K の圧倒的コンパクトなサイズは、サバゲーにおいてCQBや室内戦で威力を発揮すること間違いありません!

ORGAの発売時のテストでも、0.25g BB弾で60〜70m/s台でした。ただし、気温やガスの種類によって数値は変わります。

また、初速を調整できるため、フィールドの規制に合わせやすい点も魅力です。特に、CQBフィールドでは扱いやすい1挺です。

 
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ユーザーの好みに合わせたストック選び

MPX ( MCX もですが・・)はストックが無い代わりに、ロアレシーバーエンドの基部にピカティニーレールを設けることで、ユーザーの好みに合わせたストックを取り付けることができます。

伸縮自在なワイヤーストックや、フォールディング(折りたたみ)ストック。そしてM4バッファーチューブを設けることで馴染み深いストックを取り付け可能なアダプターなど、ORGA Airsoftではストックパーツも多数ご用意しています。詳しくは下記サイトをご覧下さい。

ストックを選ぶときは、まず取り付け方式を確認しましょう。MPX-Kは、ロアレシーバー後端のピカティニーレールに取り付けます。一方、アダプターを使えば、M4用のストックも使えます。

5KU SIG SAUER タイプ ミニマリスト ミニ フォールディングストック はこちら
5KU SIG SAUER タイプ フォールディング バイザー ストック はこちら
Airsoft Artisan PMM タイプ ケイト モス スタイル ストック はこちら

 

本体仕様

    全長:345mm(ストックは付属しません)
    重量:1,980g(マガジン含む)
  発射方式:SEMI/FULL
パワーソース:HFC134a、HFO1234ze など
   装弾数:30発
   付属品:マガジン、BBローダー、HOP調整レンチ、説明書

スペアマガジンは、別売りで用意されています。また、使えるガスはHFC134aとHFO1234zeなどです。

スペアマガジンも同時に大量入荷していますのでこの機会にあわせてお買い求めください!

アウターバレルのカスタム

ORGAでは、MPX-K用のアウターバレルを、4.5inch・6.0inch・8.0inchの3種類で製造しました。さらに、MPX COPPERHEAD仕様の3.5inchショートバレルもあります。

実銃のバレルバリエーションを再現できる点が魅力です。なお、ハイダーは14mm逆ネジ(CCW)です。ただし、在庫と価格は、商品ページで確認してください。

 
MCXガスブロ
MCX MWS ガスブローバックモデルの追加情報はtwitter等でお知らせするのでお見逃しなく!

 
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MPX-Kに関するよくある質問(Q&A)

Q. MPX-Kとは何ですか?

SIG SAUERが開発した、コンパクトなサブマシンガンです。この記事で紹介しているのは、APFG製のガスブローバックです。

Q. 実銃のMPX-Kは、いつ登場しましたか?

実銃のMPXは、2013年に発表されました。MPX-Kは、その銃身を短くしたコンパクトモデルです。

Q. APFG MPX-Kは、どこが作っていますか?

製造はVFCです。SIGとのライセンス契約はないため、刻印は省かれています。

Q. 発射方式は何ですか?

セミオートとフルオートを切り替えられます。作動はガスブローバックで、ボルトストップも再現しています。

Q. 初速は調整できますか?

調整できます。ノズル側から1.5mmレンチ(別売)を差し込み、負圧バルブを動かします。ただし、調整後は初速計で確認してください。

Q. HOP調整はどうやりますか?

ハンドガード前方から、付属の5mmレンチで調整できます。そのため、テイクダウンは不要です。

Q. ストックは付いてきますか?

付属しません。ロアレシーバー後端のレールに、好みのストックを取り付けます。

Q. 装弾数と使えるガスは?

装弾数は30発です。ガスは、HFC134aとHFO1234zeなどを使います。

Q. 刻印入りのモデルはありますか?

ORGAでは、SIG MPX刻印とセラコート塗装を施したコンプリートモデルも展開しています。詳しくは、下の関連記事をご覧ください。

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